野蒜駅から松島海岸駅に帰る代行バスの時間まで、
40分ぐらいあったので、
ここに来る途中に見えた小学校まで行ってみることにしました。
駅の前には松林…、でも、ところどころ津波の影響でとぎれています。
ガードレールもありません。
この道を歩いて、小学校に向かいました。
橋があり、わたるとがれきを置く場所があるのでしょう。
コンクリート片や曲がった鉄筋を運ぶトラックが
絶えず通ってきます。
風がきつく、歩いている人はぼくだけです。
家が点々とありますが、
どの家も1階部分がメチャメチャにこわれたままで、
住んでいる人はほんのわずかのようです。
この通りの右手側には家が立ち並んでいたのでしょうが、
ほとんどありません。
残っていたのは、野蒜駅とデイリーストアだけです。
住宅のがれきはほとんどなく、
塀だったブロックの基礎と建物の基礎だけが残っています。
駅の方を振り向くと、
倉だけ残っていて、下に花束が供えてありました。
仙石線の線路をわたり、小学校に向かいました。